名 称 | 年 代 | 構造等 | |
原田神社本殿 |
慶安5年(1652) | 五間社流造、正面千鳥破風及び軒唐破風付、檜皮葺 |
特徴等 |
原田神社の創建は、社伝によると奈良時代以前、天武天皇の時代(672-686)にさかのぼるといわれる古社である。室町時代には将軍足利家より神領の寄進をうけ、72ヵ村の氏神として栄えたという。その後、天正6年(1578)に荒木村重の兵火によって社殿や宝物類を焼失、社殿は慶安5年(1652)に再興された。現在の本殿はこの時建立されたもので、全国的にも類例の少ない五間社流造。檜皮葺、正面に千鳥破風および軒唐破風を設けている。材料工法ともに上質な江戸時代前期の建築として、貴重なものとされる。 参考資料:現地の説明板(文化庁/大阪府・豊中市教育委員会)/国指定文化財等DB(文化庁) 2008-11-1 |
大阪府の重要文化財建造物 2018-2-1 現在 |